昨日までの4日間、奇跡的に雨に降られずこのまま帰国かと思いきや、
やはり最終日には軽く降られました。
そして、2015年2月1日でロンドン/成田線から撤退するVirgin Atlanticに乗るのもこれが最後。
この航空会社に特別愛着があったというわけでも無かったのですが、
いざ無くなるとなると、ちと寂しい。
なんて事を考えながら機内に乗り込んだのですが、
シートナンバーを確認して席に着いたら気絶しそうになりました。
あ”〜〜〜〜〜っ!!!!! もう、もう、あーーーーー!!!!!
もっともっと英語勉強するべきだったよ!
Virgin Atlantic ラストフライト。
隣にはとても素敵なイギリス人のお姉さまが…。
えっと、えっと、あの〜、その〜、『Shall we dance ?』
(なんのこっちゃ…)
間も無くヒースロー空港を飛び立ちます。
はあ…、日本食食べたい…。
mura
キタっ!
Ercolのレアなアイテム、3台確保しました。
画像のキッチンテーブルもコーヒーテーブルも、
天板の下にラックが付いているこれらのタイプがヒジョーーーに珍しく、
入手しづらいのです。(ディーラーに感謝!)
その他にはサイドボードとカップボード(食器棚)、
コーヒーテーブルが充実しております。
相変わらずの弾丸ツアーですが、概ね満足のいく買付が出来ました。
最後の夜は、
ビィクトリア時代の建物を上手にリノベーションしたビストロで
コーデネーターさんと打ち上げ。
明日は帰るだけというこの夜が、
『良い仕入れができるかな?』
というブレッシャーから解放されて一番リラックス出来ます。
はあ〜、終わった〜〜〜!!!
フリーダム!
mura
どうもハイボールという言葉に抵抗感があります。
『またまた~、流行ってるからって否定しちゃって~。』
なんて言葉が聞こえてきそうですがそういう訳でもないんです。
僕が20代の頃、とあるBARの師匠に付いてお酒の勉強をさせてもらっていた時期がありました。
時はバブル経済が終焉を迎え、なんとなく消費が萎縮し始めた時期ですが、
その後にやってくる本気の不景気に比べれば、まだまだ世間が浮かれてたような気がします。
ハイボールの語源は諸説ありますが、
本来はウィスキーのソーダ割がハイボールと呼ばれていました。
当時もその言葉は使われていましたが、
20代前半の僕にとってはひと昔の前の呼び方、
つまりオジサンがよく使うワードだと感じてたんです。
(そんな自分も今では立派なおっさんですが…。: 笑)
お酒の勉強に目覚めた当時はバーボンウィスキーの大全盛期。
バーテンダー時代はバーボンウィスキーで育ったといっても過言ではありません。
アーリータイムス、I.W.ハーパー、フォアローゼスなど、
初めはスタンダードなものから入っていって、
特に好きだったのが吉祥寺パルコ裏の ” Funky ” でよくボトルを入れていたエズラブルックスや
ボトルのデザインがかわいいメイカーズマーク、
当時高級バーボンだったものが円高で手に入り易くなってきたブラントンなんかを好んで飲んでました。
(懐かしい…。)
自分がお客の時、基本的にはロックで飲んでいたのですが、
ソーダ割が飲みたい時は
「バーボンソーダ下さい。あ、バーボンは(ソーダで割るので)なんでもいいです。」
なんて言っちゃったりね。
今考えると恥ずかしいくらいに生意気で笑っちゃうんですが、
当時はなんの臆面もなく言ってたな~。
もし今、隣で飲んでるそんな小僧がいたら、後ろから頭ひっぱたいてやりますよ。
その後、スコッチウィスキーに目覚めて、
シングルモルトなんかにはまっていくのですが、
バーボンにせよスコッチにせよ良質な日本のウィスキーにせよ、
ロックかストレートで飲む事が多く、ソーダ割を飲む事は少なくなりました。
仮に飲むとしても『○○(ウィスキー名)のソーダ割』という呼び方をすると思います。
ハイボールという言葉が嫌いな訳ではないんです。
ウィスキーのソーダ割ならまだいいのですが、
焼酎のソーダ割までそう呼ぶのはなんか気になる。(サワーでいいじゃん…。)
ただ、お酒のメーカーが ” ハイボール ” というキャッチーなワードを上手く使って、
若い世代にウィスキーをアピールしていくのはとてもいい事だと思ってます。
ウィスキーを嗜好する人の裾野が広がれば、
造り手だってやりがいを感じるし、
業界が活気づいて長く存続していけると思います。
そして、家で飲むのもいいけど、
若い世代にこそ大人の入口である ” BAR ” でウィスキーを楽しんで欲しい。
(すいません生意気に…。)
お酒を選ぶ楽しさ。プロに選んでもらう楽しさ。
丁寧に削られた丸氷で飲むロックスタイル、
ウィスキーと水を1 : 1で割った時の香りの立ち方、などなど。
お酒の知識もお酒を嗜む大人のルールも、
会社や学校では学べない、
でも生きて行く上でほんのちょっと役に立つ事をたくさん学べる場所だと思います。
なんて事書いてたら、久しぶりにBARで飲みたくなってきました。
久しぶりに頼んでみましょうかね、バーボンソーダ。
バーボンは、お勧めのものでお願いします…。
mura
(長文です。)
11/3(月)、昨年のリベンジを果たすべく ” 湘南国際マラソン ” に参加してきました。
おかげさまで、けがも事故もなく無事に完走。
記録の方は3時間56分33秒でした。
目標タイムには遠く及ばず筋力不足を痛感しましたが、
今シーズン最初のレースで4時間を切れたので満足でした。
前回の勝田マラソンよりも3分ちょっと早かったので、一応は自己記録を更新。
それよりも何よりも、昨年の悔しい思いを払拭出来た事が一番でした。
そして、今回は一人で乗り込んだわけではなく
吉祥寺の商売仲間、某雑貨店店主のKさんと一緒に参加出来たのも楽しかった。
45歳と46歳のおっさんの遠足は吉祥寺駅集合から始まり、
夜明け前の渋谷を出発した直行バスの中で、こんな話しを彼にしました。
+ + + + + + + + + + + +
昨年の湘南国際マラソンに向かう直行バスでの出来事。
たまたま隣の席に乗り合わせた社会人1年生 ” のんてぃー ” と知り合いました。
話しをしていると、彼女は中・高・大と陸上部だった事、
お互いに、今回がフルマラソン初挑戦だという事がわかりました。
彼女の目標は『4時間以内で完走』。
それを聞いた僕の返答は、まあ〜、今考えれば恥ずかしいくらい上からの態度で、
『あ〜そうか〜、がんばってね〜。
まあ、僕は4時間は切ると思うけど、出来れば3時間半で行きたいね〜。』
なんて、どの口が言うんじゃい!
昨年のブログにも書きましたが結果は惨敗。
後半脚がつって歩ってしまい、ゴールした時には4時間半を過ぎていました。
その晩届いた、のんてぃーからのメール。
『お疲れ様です!私は3時間48分50秒で目標はなんとか達成しました!☆
村松さんはどうでしたか??☆』
うわぁ〜〜〜、オレ、カッコ悪っ!!!
全く立場がありません。こんなに恥ずかしい事ってないですよね。(苦笑)
のんてぃーの記録と素晴らしい走りを讃え、おめでとうのメールを返信しました。
来年のリベンジを誓いつつ…。
+ + + + + + + + + + + +
『うわぁ、それダサイね、』なんて、バスの中で話しながら二人で笑ってました。
まさか、同じ事が起こるとは露思わず…。
元々僕は、Kさんの影響を受けて2年前に走り始めました。
その頃は、自分がフルマラソンを走るなんて思いもしなかったし、
ましてや同じレースを一緒に走るなんて考えもしませんでした。
当時、彼は吉祥寺の商売仲間では実力No.1と囁かれながら、
一度も自分の(ランニングの)タイムを明かした事が無く、
その謎はベールに包まれていました。
(と、思っていたのは自分だけでそんなに噂になってませんけど…。: 笑)
今回がフルマラソン初挑戦である彼の目標もまた『4時間以内で完走』との事。
(なんか、嫌な予感…)
一応、フルマラソン3回目の僕は、
『このコースはここに気をつけた方がいい。』とか、
『4時間を目指すならこのくらいのペースを守るべきだ。』とか、
まあ〜、偉そうに先輩よろしく語っておりました。
以外と早く現地に到着したバスを降り、
賑々しい雰囲気の中、着替えを終えて軽く準備運動を済ませると、
『海沿いの道を楽しみましょう!』
そう言って、お互いのブロック(目標タイムでスタート地点が変わります。)からスタートしました。
前半の曇り空から一転、
江ノ島の折り返し地点をUターンした頃、
国道134号は11月とは思えない程の強い日射しに照らされ、
今までで一番タフなコンディションでした。
それでも、昨年足が止まってしまった38km地点は無事に通過。
両足の筋肉が硬直してなかなか後半のペースを上げられず、
目標タイムは無理だな〜と思いながらも4時間は切れるという手応えはありました。
そして、お互い一度も歩かず無事に完走。
彼が初マラソンと言っても僕よりキャリアはあるし、
4時間は切るだろうなとは思ってました。
とはいえ、自分だって仕事そっちのけで練習してきたし、負けるつもりはありません。
Kさんが4時間ギリギリ切って、僕は目標の3時間45分を切って、
二人とも満足でめでたし、めでたしって、ゴールするまで思ってたんですよ。
結果、僕のタイムは3時間56分33秒。
彼のタイムは3時間55分26秒。
ギャーーーーー!!!!!負けたーーーーー!!!!!
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
まさかの完敗…。もうなんのいい訳も出来ません。
ぐぉ〜〜〜〜〜、く、くやし〜〜〜〜〜!!!!!
お、落ち着け、オレ、よ、よく考えてみろ。
負けたとはいえ、自分だって自己新じゃないか。
何も恥じる事はない。Kさんがスゴイんだよ。
初マラソンでサブ4だぜ!?
しかも5分の余裕を持って4時間切りなんてホントにすごいよ。
ホント、ホントにそう思ったんです。 Kさん、スゴイや、って…。
(負け惜しみじゃなくて : 笑)
もちろん、くやしい事に変わりはないんだけど、
ここまでやられると感動すらしたし、むしろ清々しいくらいでした。
素直に ” おめでとう!” って言ってしまいましたよ。
(本人はいたってクールでしたが…。: 笑)
+ + + + + + + + + + + +
まあ、こんな感じで1年越しのリベンジを果たしたんだか、
果たしてないんだかよくわかりませんが(笑)、
最後の最後に身近なライバルに負けてしまう辺り、
なんかちょと、自分らしいな〜て笑ってしまいました。(苦笑)
そして、全てをひっくるめて、おっさん達の遠足は本当に楽しい1日だった。
友人とマラソンに参加して、
吉祥寺に帰ってきて弁天湯で一風呂浴びて、
にほん酒やで打ち上げなんて、これ以上求めたらバチ当たるでしょ。
1日付き合ってくれたKさん、本当にありがとう。
えっ?次回ですか?
なんとラッキーな事に、
過去最高、倍率10.7倍の東京マラソンの抽選に当たってしまったので、
2月の下旬に都内を疾走してこようと思います。
そして、来年の湘南は走るつもりなかったのに、また宿題が出来ちゃった気分です。
行くな…、きっと。
今年果たせなかった目標達成と、Kさんの記録を追い越す為に…。
mura
〜 追記 〜
もう、一生 K さんにはマラソンで勝てないんです。
なぜかって、彼はもうレースに出るつもりがないから。
フル初挑戦でサブ4達成してそれで終わりなんて、カッコよ過ぎじゃね?
*サブ4(サブフォー) : 一般市民ランナーがフルマラソンを4時間未満で走る事。
とうとう明日、1年前の悔しい思いをぶつける時がやってまいりました。
昨年のリベンジを果たすべく、2度目の湘南国際マラソンに参加してきます。
調整は完璧という訳ではありませんが、
両足がつったまま鬼の形相でゴールした昨年のレースよりはマシな走りが出来ると思います。
その為に、半年前から仕事そっちのけで準備してきたのです。
完走出来なかったらウソですよね。
昨年の浮き足だった感覚はなく、妙に冷静です。
身近なライバルのタイムを意識してみたり(かずさんのタイムね)、
某雑貨店店主には負けたくないとか、
いろいろと邪念もありありましたが(笑)、
今の目標はただ一つ。
5分20秒/kmを死守して3時間45分を切る事です。
これだけ達成出来ればもう十分。
自分が満足出来ればそれが昨年のリベンジになるのだと思います。
ただ、あんまり鼻息荒くタイムばかりを気にしてると昨年のようになりかねないので、
先ずは、潮の香りを一杯に吸い込み、
海沿いの道を思いきり楽しんで走ってこようと思います。
私はお休みを頂きますが、トランジスタの方は通常通り営業。
3人のスタッフがお出迎えいたしますので、
こちらの方もよろしくお願いいたします!
mura
昨日、大正通りの花屋さん ” hibi ” にお願いした花束。
鮮やかな色を数多く使うわけではないのですが、
シンプルで味わい深い花束をつくってくれました。
いつもは主役になる事の少ない植物が重要な役割を果たし、
静かだけど何かメーッセージが伝わってくるような雰囲気があります。
花束をつくってくれた女性オーナーの、
『わたし、枝と葉っぱが大好きなんです。』という言葉がとても印象的で、
『 花ぢゃないんかい!』とツッコミたくもなりましたが(笑)、
あ〜なるほど、その気持ちがこの花束に表れているのだな〜、と納得しました。
花屋さんにしては珍しくビルの3Fという立地ですが、
螺旋階段を登る価値はありますよ。
花屋さんと植物屋さんの中間の様な、
花束同様シンプルだけどどこかホッとする落ち着いた空間です。
www.hibinohana.com/
mura