メニュー 閉じる

水色の扉とLONG JOHN

IMG_1560.JPG
昨日は、i deotの i くんに手伝ってもらい
川崎市にお住まいのSさんご夫妻のお宅へ納品に伺いました。
お届けしたのは、transistaではお馴染みのサイドボード、
G-planの ” LONG JOHN ” です。
  今回の搬入もドキドキでした…。
幅が2m14cmと数あるアイテムの中でも最大級の一つ。
しかも納品先はピッカピカの新築。
キズなんか付けたら大変です。
はっきりいって、トランジスタ開業以来のピンチでした。
きんちょーするぜー!
搬入経路を確認しながら、僕も iくんもちょっとビビッていました。
入ります様に…。
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
素敵なお宅でした…。
直線的な外観は、白とシルバーを基調としたちょーモダン建築。
お部屋の中に入ると、扉や間仕切りに大きなガラスが使われ開放的な雰囲気です。
白い壁とコンクリート打ちっぱなしの壁が部屋によって使い分けられている、
全体的にシャープな印象のお部屋でした。
ところが、不思議と冷たい感じがしないんです。
木目を消さない程度に白く塗装したフローリングにあたたかみがあり、
冷た過ぎず、甘過ぎない、落ち着いた大人の空間という感じでした。
最大の特徴は ” 光 ” 。
リビング・ダイニングには直射日光が少ないのにとても明るいお部屋でした。
日光の明るさが間接的に入る様に工夫されていて、
吹き抜けや天井、部屋の四方から柔らかい光が入ってきます。
さらにそれが白い壁に反射して、まぶし過ぎない十分な明るさになっていました。
最初、白が基調のモダンなお部屋とG-planの家具が合うかな?と思いましたが、
設置してみると…、すっごくいいです!
今回の色目は、お客様の希望で濃いめのダークブラウンに仕上げました。
サイドボードのダークブラウンと真っ白な壁のコントラストが
部屋全体をグッと引き締めています。
回りを見渡してみると、ウォールナット材を使ったダイニング・テーブルとサイド・テーブルが…。
こちらも深い色合いのダークブラウンでした。
床や壁は白をベースとして、木製の家具はこの色に統一。
バランスがよかったんですね。
基本的にトランジスタでは木材本来の色を活かす事を目指しているので、
着色する事は少ないのですが、お客様がなぜ今回の色を希望なさったのかがよーくわかりました。
すごく、いい雰囲気だと思いませんか?
(上の画像)
大きな水色の扉がお部屋のアクセントになり、
シルバーのアイランド・キッチンとも相性抜群でした。
この扉の色はご夫婦で相当こだわって決めたようですよ。
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
何が最大のピンチだったかといいますと…。
やっちゃいました…。
コツン、コツンとサイドボードがむき出しのコンクリートに数回当たってしまいました。
当たる度にへんな汗がドッと出て、泣きそうになります。(情けない…)
更に、普段出せない様な力で持ち上げた場所もありました。
人間いざとなれば、火事場のなんとかですね…。
幸い大事にはいたらず、納品は無事完了。
ほんのちょっと、当たってしまったサイドボードの箇所もWAXをかけただけで
ほとんど見えなくなりました。
あやうい、あやうい…。
Sさんご夫妻、普段はあまりいらっしゃらる事のない吉祥寺に、
わざわざお越しいただいてのご購入、ありがとうございました。
納品に随分時間がかかってしまい申し訳ありません。
途中ヒヤヒヤさせてしまいましたが無事納まってよかったです。
また、色合いもご希望にお応えできるか心配でしたが、
気にいって頂けたようでなによりです。
これに懲りず!?
またお時間がありましたら、是非遊びにいらっしゃって下さい。
i deotの i くん共々、お待ちしております。
 
 
 
ちなみに、僕と i くんが筋肉痛になったのは言うまでもありません…..。 
 
 
 
mura
 
 
 
IMG_1557.JPG