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月: 2011年3月

感謝

 
 

 
 
今日は祖師谷のTさんご夫妻のお宅に配達でした。
 
 
国産のしっかりしたダイニングテーブルに、
G-planのダイニングチェア(Kofod Larsenのデザイン)を組み合わせて。
リビングの方は、
こちらも国産のウッドアームソファにG-planの小振りなコーヒーテーブル。
 
 
お二人が満足気にそれぞれの家具に座っている姿が微笑ましくて、
つい、シャッターを押してしまいました。
 
ご主人にいたってはダインングチェアに腰掛けたまま、
   「ん〜〜〜、いいよー、やぱっりいいよな〜・・・。」
 
と、椅子やテーブルの感触を確かめながらつぶやいていました。
 
お二人とも、大はしゃぎするわけではないけれど、
しみじみと、静かに喜んでくれている事が伝わってきて、
ほのぼのとしてしまいます。
僕たちが、この仕事をやっててよかった〜と思う瞬間ですね。
 
 
 
Tさんご夫妻。
奥様がまだ一人暮らしの頃、
初めてイギリスの照明器具を買って下さったのは、
トランジスタが開業して間もない頃でした。
その後すぐコーヒーテーブルをご購入頂いてから5年。
早いもんですよね〜。
その間、いつも二人は仲良く一緒に遊びに来て下さいました。
昨年の夏はイベントにも来てくれましたね。
僕にとって、もちろん全てのお客様が大切ですが、
開業の年からお付き合いさせて頂いているお客様は、
やはり、感慨深いものがあります。
商売を営む者にとって一番ありがたいお客様は、
たまにでもいいから、忘れずに立ち寄って下さり、
長いおつきあいをさせて頂ける方だと思います。
今回は、マンションのご購入を機に
たくさんお買上頂きありがとうございました。
もう、お買い物は十分です。
今度は、コーヒーでも飲みながらゆっくりしていって下さい。
お時間があれば、
またお二人で遊びにいらっしゃって下さいね。
 
 
 
 
トランジスタは、こんなお客様に支えられています。
 
 
 
 
   あっ! そういえば T さん!
 
   サイドボードも探してるんだよね!
 
   (まだ営業するか!?)
 
 
 
mura
 
 
 

 
 
 

自分たちに出来ること

 
 

 
 
 
もうさあ、
被災地の方々や復旧、救助、医療に携わる方たちに、
がんばって下さいとか、言わなくていいと思う。
(言うのが悪いと思っているわけではない)
だって・・・。
 
 
 
     がんばってない人なんかいないんだから!
 
 
 
それより、そう言ってる自分たちもがんばれよ。 (もちろん、僕も含めて)
何も出来ない自分たちに代わって、
それぞれの道のエキスパートの方々が自らの危険や疲労も顧みず、
不眠不休の状態で懸命に尽くして下さっている事に、
感謝の気持ちを忘れず、
自分たちができる事、やるべき事、がんばろうよ。
 
 
+ + + + + + + + + + + + + + +
 
 
この1週間、テレビやラジオから流れてくる映像や情報に、
みんなが心を痛め、涙を流し、不安になり、
たくさんの人達が、
 
 
     ” 自分には何ができるのだろう? ”
 
 
と、考えたと思う。
何をしていても、いい知れぬ不安感が胸のなかにモヤモヤとしていて、
いつも落ち着かない気分の中、
商売の事を考えるのは不謹慎な気がしていた。
だけれども、僕らは僕らで経済活動を続けて行かなければならないし、
ご飯も食べて行かなければならない。
そして、自分が守るべきものも守って行かなければならない。
東北、北関東の方々の安全と社会の混乱が早く治まる事を祈り、
自分たちはやるべき事をやっていくしかないんだと思う。
社会全体が萎縮してしまって、
被災地以外の経済活動が行き詰まってしまったら、
いったいだれが救いの手を差し伸べるんだ?
 
 
     自分が元気じゃなきゃ、他の誰かを救えない。
 
 
難しい事を言うつもりは無くて、
考えているのは、ものすごくシンプルな事。
普段以上の贅沢や無駄使いをしようというわけではない。
例えば、月に1度か2度外食してた人が、
現在の状況を見て急にパタッお店に行かなくなってしまうと、
多くのお客様に支持されてきた、優良なお店の経営も傾いてしまうかもしれない。
さらには、そういった飲食店に食材や飲み物を提供している会社も困ってしまう。
日々の生活の中で、必要なものは買えばいいし、
たまには気分を変えて外食したっていいと思う。
ただ、不必要に食料を買い過ぎるのはよくないと思うけど。
(ゼッタイ、腐らせてるって。)
無論、これは一つの例であって、
いろいろな業界で同じ様な連鎖は起こり得るものだと思う。
 
 
+ + + + + + + + + + + + + + +
 
 
復旧までには、まだまだ膨大な時間がかかるかもしれない。
生まれ育った家をなくしたら、もう何もする気が起きないかもしれない。
家族を失ってしまったら、生きてゆく気力もなくなってしまうかもしれない。
それでも、被災地の方々には生きる希望を持って頂きたいと思う。
周りには仲間がいて、あなたの事を心配し、気にかけてくれている人が必ずいるから。
もう、十分がんばってるから、
これ以上がんばらなくてもいいから、
ただただ、これから周りを取り巻く環境が必ず良くなっていくと信じて、
精一杯、生きてほしいと思う。
思い出したくない事かもしれないけど、
何年か経った後に、” あの時は・・・” と話せる時がきますように。
そして、今回の事を絶対忘れないように、
この震災を知らない次の世代に伝えて行く事も、
自分たちに出来る事の一つなんだと思う。
 
 
 
mura
 
 
 

 
 
 

本日帰国!

 

 
 
本日、帰ってきました〜!
いや〜、4泊6日のタイトなスケジュールで、
現地に丸一日いられたのはたったの3日。
目まぐるしい毎日を過ごした、あっという間の買付けの旅でした。
疲れたけど面白かった〜。
家具も雑貨もなかなかよい仕入れが出来ましたよ。
詳細は後程、ご報告しますね。
なんせ今から、家具4本も塗装しなければならないので・・・。
 
 
     ? ? ?
 
 
(たった今、成田から帰ってきたばかりだぞ!)
 
 
た、た、助けて・・・・・。
 
 
 
mura
 
 
 

 
*上の画像は本日持ち帰った雑貨の一部です。
トランクも手持ちのバッグもメチャクチャ重くて、
あんなに苦労したのに、たったこれだけか???
来週には残りの雑貨がUPSにて届きますので、お楽しみに!