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月: 2008年7月

買付を終えて 〜 買付リポート その1 〜


6月末にイギリスから帰国後、既に3週間が経過。
これだけブログを更新していないと、
” いったいいつまで買付にいってるんだ!? ” って話ですよね。
暑さが厳しくなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごすでしょうか?
 
 
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出発の日の成田空港。
今回ほど初日のテンションが低かった事はありませんでした。
いつもは嬉々として旅立つのに、今回はなんとなく重い気分。
 
 
   なぜか???
 
 
現地のディーラーからは大方希望のものは揃ったと連絡があったし、
前々から行きたかったマーケットにもタイミングが合って行けそうだし、
残してきた仕事で不安な事も無いし、
特に問題は見当たりません。
なのに…..。
 
 
   なぜだっ???
 
 
行きの飛行機の中で考えを巡らしていると、一つの答えが。
 
 
   なんか、買付に行くの飽きた…。
 
 
って、おいおい不謹慎だな〜!
開業3年目にしてそれはないだろー!
 
いやいや、誤解しないで下さいね。
相変わらずきつい事はあっても仕事を楽しんでいると思うし、
何より、いろんなお客さまと知り合う事ができて楽しいし、
事業をがんばって継続していこうというバイタリティーも持っているつもりです。
ただ、今回で5回目のイギリスへの買付出張がなんとなくパターン化されてしまって、
変わり映えのないものに感じてしまったんですよね。
何か新しい事、今までに無い物、今までに無い出来事は無いか?
 
 
   変化を求めたというか…..。
 
 
状況を変えたいなら、やっぱり自分で動くしかないんですよね。
 
 
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■画像左 : パディントン駅にほど近いふつーのパブ。決して小じゃれた感じではないが妙に落着く。
■画像中央 : 『自然な感じで写真撮らせて』と言ったら完全にカメラを意識しているバーテンのお姉さんと、
最初、カメラに写る事を遠慮したシャイな常連のお兄さん。
■画像右 : 一番左のリーダーとおぼしきお姉さんに、フラッシュを焚くように指示されてしまった。
 
 
ロンドンに到着した初日、
打ち合わせを兼ねて現地のパートナーと常宿近くのパブへ。
軽く酔いも回ってリラックスしてきた僕は、
つたない英語で数人の人と話しをしたりしてました。
バーテンのお姉さんと常連のお兄さん。
観光客とおぼしきオーストラリア人のおばちゃん二人組。
なんだかすごく楽しそうに盛り上がっている5人のお姉さん達。
別に長話しをした訳ではなく、ちょっと言葉を交わしただけだったり、
どこから来たのかとか、普段は何をしているとか、
そんなたわいも無い話ばかりです。
でも、なんか新鮮でした。
僕にとってはどこに行ったかよりも、どんな出会いがあったかの方が重要な事。
旅先でのいろいろな人とのコミニケーションが一番楽しい気がします。
 
   これだよな〜、旅の面白さって。
 
と、改めて思った日でした。
 
 
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その後、ほろ酔い気分で食事をしていると、
出発の時に感じていた淀んだ気分は次第に消え、 (飲んできただけぢゃん!)
だんだん元気が出てきました。
 
次の日、早速現地のアンティークディーラーの倉庫へ足を伸ばすと、
コンテナに積みきれない程の素晴らしいコレクションと、
以前からディーラーに依頼していたレアなアイテムが待っていました。
そこでやっと、僕の沈んでいたテンションも最高潮になるのですが…..。
この話、長くなりそうなので次回のブログで改めてお伝えしようと思います。 (←いつになるんだ!?)
多分…、あ、いや、必ず書きますのでまた読んで下さいね。
 
 
 
mura