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月: 2007年10月

鈴木 全太 写真展 〜 dog walking styly 〜 


 
 
 
   〜 dog walking styly 〜   路地裏から、表通り。道という路を、
                   犬が毎日決まった時間に街を徘徊するように、
                   キューバやジャマイカを歩き、撮り続けた写真を展示いたします。
 
 
 
トランジスタをオープンさせた頃からずっと考えていた事がありました。
せっかくハコ(店舗)を作ったんだから、家具店としての営業だけでなく
いろんな事に使えるんじゃないか?
イベントやパーティーはもちろんの事、作品展、音楽イベント、etc…。
 
その中に写真展もあったのですが、なかなか出会いがありませんでした。
 
 
+ Zenta Suzuki + + + + + + + + + + + + + + + + + +
 
 
今年の春頃、トランジスタに程近いマンションにテーブルと椅子をお届けしました。
その時、旦那様は不在で奥様の E さんが数枚の写真を見せてくれました。
映像作家でありデザイナーでもある旦那様が、
キューバやジャマイカの路地裏や表通りで撮影した人々の表情や静かな風景。
横長のモノクロ写真はどこか懐かしさを感じるものでした。
見ているといろんな想像をしたくなってきます。
  この少年は隣のおじいちゃんの孫なのか? それともただの近所の子?
 
  後ろの方の窓から覗いているのは誰?
 
  この若者と子供は兄弟? 親子?
僕は写真に関しては全くの素人なのでレビューを書くつもりはないのですが、
 
 
   〜 ストーリーのある写真 〜
 
 
というのが最初の印象でした。
 
何かショートムービーを見ている様な不思議な感じがして、
それが事実でも空想でもどっちでもいいと思うんですが
いろんな物語ができる気がしました。
 
その中でも、壁に ” BAR ” の文字があるのにバーっぽくないカウンターの中で、
黒人の青年がちょっとだけ緊張して(照れてるのかも) 立っている写真が気になりました。
カウンターの奥では母親や子供達が彼を冷やすようにこちらを見ています。
何かあたたかな、柔らかい空気が流れているこの写真。
 
 
   ” いつか、トランジスタに飾りたい ” と思いました。
 
 
+ photta – lot + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
 
 
飾りたい写真は決まったのですが、
それを額装して販売するとなるとなかなか準備も大変です。
写真にも詳しくてフレームやマットなど写真の展示に付随するものを用意できて、
なおかつ、写真展全体をプロデュースできる人間…。
もう、この人しかいないでしょ!
 
今回、アートフォト レーベルの ” photta – lot ” に協力してもらい写真展を企画する事にしました。
 
代表者のKさんに初めて会ったのは去年の秋頃。
お店に立ち寄ってくれた彼とは初対面なのに、奥のソファ席で3時間くらい話をしました。
 現在の会社を辞めてアートフォトの世界で独立を考えている。
 イギリスに留学経験があり写真を中心にアート、デザインを学んできた。
 そして、自身でプロデュースした写真をインテリアショップで販売していきたい。
彼の話はとても興味深く、おしゃべりな(!?)二人の話は多岐に渡り
途切れる事はありませんでした。
はっきりと伝わってきたのは、(今さら言葉にするのも気恥ずかしいのですが…)
彼が信念をもって事業を始めようとしている事と
信頼できる人間だという事でした。
 
彼が独立したら一緒に何かをやろう。
 
その気持ちは同じだったと思います。
 
 
+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
 
 
      === Zenta Suzuki × photta – lot × transista ===
 
 
   『 鈴木 全太 写真展 〜 dog walking styly 〜 』 11/3(土) 〜 18(日)
 
 
       ■OPENING RECEPTION 11月3日(土) 17:00〜20:00
 
 
見も知らぬ人の写真ではなく、お店を介して知り合った人と人のつながりの中から
自然な流れで写真展をできるのが何よりも嬉しい事です。
 
『それぞれの人が過ごす日常の中で、
 冷蔵庫にマグネットで留めたり、トイレの壁にさり気なく飾ってくれたら一番嬉しい。』
 
そう、全太さんは言っていました。
店内にたくさんの写真をただ並べるのではなく、
展示してある家具の雰囲気に合わせて、ディスプレイの提案ができればと思います。
気に入った写真をさり気なく部屋に飾るように。
 
会期は2週間ですが、11/3(土)は夕方からオープニング・レセプションを行います。
当日は簡単な飲物とおつまみご用意しております。
もちろん担当は…、
メグロ・ドライブインから店名を変更し
この秋、青山に移転した『papie Dore (パピエ・ドレ)』の山口さん。
彼の作るサングリアは絶品ですよ。
ワインやサングリアを片手に、
どこか和やかにさせてくれる写真達を、のんびりご覧になって下さい。
 
*今回はフィンガーオードブルが中心で、おつまみ程度のものです。
 以前のパーティーのようにがっちり食事があるわけではないので、
 予めご了承下さいね。
 あくまでも写真の展示がメインですので。
 
 
なお、展示している額装済みの写真は全てご購入いただけます。
机の上にも飾れるような小ぶりなものから、
迫力あるサイドボードの上に大きく飾れるものまで、
いくつかのサイズバリエーションもあります。
あなたの部屋に合う一枚を見つけてみてはいかがでしょうか?
 
 
今回のイベントは気合い入ってますよ〜!
3人の思いが詰まったこの写真展、是非遊びに来て下さいね。
 
 
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
 
 
 
mura